Sd.kfz.161 Panzerkampfwagen lV Ausf.B 1.PzDiv. France 1940
IV号中戦車 B型 (1940年フランス 第1戦車師団)

車両概要

IV号戦車B型は、装甲防御力を強化したモデルとして1938年に42両が生産された。
最大の特徴点としては車体前面装甲が平面となり、前面機銃架が廃止された点である。また、エンジン強化なども図られており、A型に比して20%程度は機動力が向上している。
大戦初期のポーランド戦から独ソ戦の初期まで前線で使用され、これらの戦線を生き延びた車両は二線級の戦力としてフランス駐屯の部隊に回されることとなった。これらの車両は当時のIV号戦車に準じた回収や塗装が施され、1943年頃まで使用されていたことが確認されている。
img

使用キット 1/76 PanzerKampfwargen IV Ausf.B (IBG Model's / the World at War W-008 )

使用するキットはIBG Modelsのインジェクションキットである。
the World at Warシリーズは大戦初期の車両を中心に製品化しており、1/76スケールでこの車両が製品化された初の例である。
B型の特徴を的確に再現しているが、装備品類などは一部省略が見られる。今回は素組に小改造を施し、フランス戦線で使用されていた頃をイメージした仕上げを行った。
img