Type10 MBT Prototype No.3 with Dozer
10式戦車 試作3号車 ドーザー装備型

2013.04.19   ドーザーの作成
新規追加されたドーザーブレードのパーツは、わずか5点のパーツで構成されている。
パーツには押し出しピン跡が付いているため、プラ材を使用して穴埋めを行う。
組み立てはいたって簡単。
少ないパーツ数ながら、形状の再現度合いは良好である。
車体との接合部は平面になっており、取り付けには何らかの細工が必要となる。
取り付け位置に真鍮線の軸を付ける。
車体側に取り付け位置の穴を開ける。
取り付け位置を示すものがあるわけではないので実際に取り付けながら位置の調整を行ったため、余分に穴を空けることとなってしまった。
車体に取り付けた状態。
真鍮線の軸を差し込むだけで保持出来るだけの強度が確保できた。
取り付け位置は前照灯と排土板の形状をあわせることで行なっている。
側面から見た状態。
排土板を上げたが再現できるキットであるため、写真の様な角度で取り付けることとなる。
正面から見た状態。
前照灯の位置と排土板の切り込みは正確に一致する精度で成形されていることが分かる。
塗装を行う。
車体と同様の工程で塗装を行うため、サーフェイサーを吹いた後にタミヤのアクリル塗料を使用した。
迷彩色を吹く。
車体側の迷彩と位置を合わせるように調整を行った。
薄く解いたエナメル塗料のフラットブラウンを流す。
車体側も同様の色調調整を行なっており、同じ質感を出すために同じ工程を施した。
完成した状態。
追加パーツの排土板は形状・バランス共になかなか良い出来である。

試作3号車は排土板を装備された状態でのみ公開されたため、これで本来あるべき試作3号車の形状となったといえる。