Sd.kfz 121 Panzerbeobachtungwagen
II号装甲観測車

車両概要

II号装甲観測車はII号戦車をベースに作成された砲兵に随伴する指揮・観測用車両である。
本車は砲塔の増加装甲とキューポラを装備している点からII号C型ないしF型の車体をベースに使用していると思われ、後部にフレームアンテナを装備してい る以外は通常のII号戦車との差異は少ない。武装もII号戦車に準拠した20mm KwK/30・MG34各一門である。
本車の資料は非常に少なく、左のフンメル部隊と共に写った写真が知られている程度である。
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使用キット 1/76 Sd.kfz.121 PANZER KAMPFWAGEN II (フジミ S.W.A.33)

使用するキットはフジミ製の1/76 II号戦車である。
これは旧ニットー製のキットをフジミが再版しているもので、最近パッケージを変えて2度目の再版が行われたものである。このキットにはII号戦車F型の他にシュビムワーゲンとサイドカーが付属している。
古いキットではあるが成形状態は良好で致命的な欠落箇所などは見当たらない。履帯は古いキットの泣き所でもあるゴム製であるが、成形状態と厚さは酷くはなく、そのまま使用しても支障はなさそうである。
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参考資料
imgアハトゥンク・パンツァー第七集 I号戦車・II号戦車と派生型編大日本絵画
imgPzKpfw II vol.II (No.182)Wydawnictwo Militaria