Sd.kfz.161 Panzerkampfwagen lV Ausf.A 1.PzDiv. Poland 1939
IV号中戦車 A型 (1939年ポーランド 第1戦車師団)

車両概要

IV号戦車A型は、先行量産型として1937年〜1938年までに35両が生産された。
大戦初期の運用方針はIII号戦車は主力戦車、IV戦車は支援戦車との役割分担が定められており、先行量産型の時点で火力支援に適した短砲身の75mm砲が搭載されていた。しかし、装甲防御力は小火器を想定した程度しかなく、以後の型では装甲防御力の強化を主眼においた改良が重ねられることになる。
A型はポーランド戦〜独ソ戦の初期まで使用された記録が残されているが、他の初期型(B・C型)と違い大戦後期のフランスで使用された記録がないことから、独ソ戦初期にて全損したものと思われる。
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使用キット 1/76 PanzerKampfwargen IV Ausf.A (IBG Model's / the World at War W-004 )

使用するキットはIBG Modelsのインジェクションキットである。
the World at Warシリーズは大戦初期の車両を中心に製品化しており、1/76スケールでこの車両が製品化された初の例である。 一体成型を多用した簡易キットに分類される作りとなっているが車外装備品などは別パーツ化されており、作り易さと完成時の精度のバランスが良い製品となっている。

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