Type10 MBT Prototype No.3 with Dozer
10式戦車 試作車(3号車仕様)ドーザー装備型

車両概要

10式戦車の開発において製造された4両の試作車は様々な試験に使用されたが、中でも試作3号車は各種装備の試験に使用されたとされており、 最も目を引く追加装備が排土板(ドーザーブレード)の装備となる。
陸上自衛隊の74式戦車・90式戦車は共に専用の装備として排土板が開発されており、1中隊に1両程度の割合で配備されていることから、 10式戦車も同様の想定がなされているものと推測される。
試作3号車に搭載された排土板は90式戦車の同装備とよく似ており、車体側は排土板に合わせたかの様に前照灯の位置が変更されていた。 しかし、量産車では前照灯が試作1・2号車と同様の位置に戻っていることから、この排土板は装備できないと推測される。
2013年初頭の段階においては排土板を装備した量産車は公開されておらず、どの様な形状の装備となるかは不明である。
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使用キット フジミ 1/72 ミリタリー No.8 陸上自衛隊 10式戦車 試作3号車 ドーザー付き

本キットは先に発売された10式戦車 試作3号車のキットに排土板のパーツがセットされた内容となる。
車体は先のキットと同一のものとなっており、排土板のみが新規パーツとなっている。
既に試作3号車は作成していることから、排土板のパーツのみを作成し、既存の完成車体に取り付ける工作を行った。
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参考資料
img陸上自衛隊新装備 10式戦車(試作車)三才ブックス