Mitsubishi F-2A
三菱 F-2A 支援戦闘機

機体概要

F-2Aは航空自衛隊の支援戦闘機(戦闘攻撃機)である。
F-1支援戦闘機の後継機として計画され、四方を海に囲まれた日本の特殊事情から 「空対艦誘導弾4発装備した状態で戦闘行動半径450海里を有する」という条件が求められた。 しかし、この条件を満たす従来機は存在せず、当初エンジンのライセンス生産以外は国産を目指していたが、 政治的な事情も絡みF-16戦闘機をベースに日本・アメリカ共同で開発となった。
F-16をベースとしているが、翼面積の増加と共に機体サイズは一回り大きくなり、「見た目以外は全て違う」とまで言われるほど異なる戦闘機となっている。

本機は本来の任務である空対艦戦闘(航空阻止)以外にも兵装を交換することで要撃任務・近接航空支援などに対応することが可能であるため、 支援戦闘機の枠を超えた役割を求められている。 また、今後は時代に合わせた改修を続けながら更なる役割の拡大が期待されている。

F-2は単座型(A型)と複座型(B型)があり、F-2A 62機、F-2B 32機の計94機が配備予定である。(2011年に配備完了)
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使用キット 1/72 Mitsubishi F-2A/B (ハセガワ E15)

航空機製作2作目はハセガワ製の1/72 F-2A/Bを製作する。
A型・B型のコンパーチブルキットであり、単座・複座のコックピット部の選択で作り分けができる設計となっている。 1作目(A-10A)も同じハセガワのキットであったが、F-2A/Bは2003年に発売された新しい部類に入るため、 全体に施された繊細な凹モールドや対艦戦闘向けの武装類などキットとして出来は雲泥の差がある。
素性が良く、パーツ分割も作りやすく配慮されていることから、今回は多少の作りこみを含めた製作を行うことを目標とする。
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参考資料
imgモデルアートプロフィール7 航空自衛隊F-2戦闘機ModelArt