Sd.kfz.101 PanzerjagerI LateModel
I号対戦車自走砲 後期型

車両概要

I号対戦車自走砲は最初期のオープントップ型自走砲である。
本来は訓練用として生産されたI号戦車は、大戦が始まった1939年の時点で既に旧式化しており、これの転用プランとして考案されたものが本車となる。このため、車体には大幅な改造を加えずに砲塔を撤去してオープントップの戦闘室を設ける構造をしており、これは後の対戦車自走砲のスタイルと共通するものとなる。同様の構造の車両はII号戦車ベースのマルダーII、38(t)戦車ベースのマルダーIIIなどがあり、これらも第一線を退いた旧式戦車を再利用したものである。
主砲はチェコ製の47mmPaK(t)(43.4口径47mm対戦車砲M1938)を装備しており、これは当時ドイツ軍で使用されていた36mm対戦車砲よりも強力であり、III号戦車の主砲クラス(42口径5cm戦車砲KwK38)の性能を持っていた。
生産は1940年2月から開始されたが、5月までに132両が完成した段階で初期のパーツストックが尽きた。改造用に用意されたI号戦車には余りがあったことから、1940年末〜翌2月にかけて70両が追加改修されたとされる。初期の132両と後期の70両は戦闘室の形状などで若干の差異があることから、それぞれを初期型・後期型として区別されている。
本車は独立戦車駆逐大隊に配備され、フランス戦以降、東部戦線・アフリカ戦線に投入され、1943年末頃まで第一線で使用された。
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使用キット 1/76 宜羲走砲 (フジミ S.W.A.27)

使用するキットはフジミ模型の1/76 I号自走砲のインジェクションキットである。
同シリーズのI号戦車の車体に新造パーツを付与したキットで、形状は後期型の熱帯仕様となっている。パーツの精度はそこそこに良いため、大幅な改修はせずに省略箇所の再現とプラキット故の厚みのある部品の加工が中心となる。また、履帯はゴム製で、やや厚みがある以外はそのまま使用に耐える出来である。
キット自体が熱帯使用であるため、DAKにてアフリカ戦線で使用された車両という設定で製作を行った。
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参考資料
imgアハトゥンク・パンツァー第七集 I号戦車・II号戦車と派生型編大日本絵画
imgPanzer IBronekollektsiya
imgPzKpfw I vol.I(No.226)Wydawnictwo Militaria