Sd.kfz 131 MarderII(75mmPAK40/2)
II号対戦車自走砲マルダーII(46口径75mmPAK40/2型)

車両概要

Marder II(マーダーIIもしくはマルダーII)はII号戦車F型に7.5cmPAK40/2(7.5cm対戦車砲40型2式)を搭載した対戦車自走砲である。
1942年2月から1943年6月までに500両余りが新車として生産され、また前線より後送されたII号戦車の70両程度が改装された。これらのことから生産された総数は600両前後とされている。
本車はオープントップ型の自走砲であるため防御力では難があったが、搭載された7.5cmPAK40の火力は十分なものがあり、連合軍戦車は1km以上遠方から、ソ連戦車は700mの距離から撃破することが可能であった。
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使用キット 1/76 Sd.kfz.131 MarderII(7.5cmPAK40/2) (Milicast G141)

使用するキットはミリキャスト社製の1/76 キャストキットである。
秋葉原の某店にて中古で販売されている所を見つけ衝動買いしたものである。パーツは全て揃っており、組み立てのためのマニュアルも付属していた。
写真の状態は履帯周辺とシャーシのバリを切除した後のものであるが、購入当時のバリと気泡の量は戦意喪失させる一歩手前という感じであった。
OVM等やトラベリング・クランプなどの細かいパーツが付属しているが、バリと気泡の処理にかかる手間を考えると、キット付属のものを使うかそれとも自作&既製品を使うかを迷うところである。
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参考資料
imgアハトゥンク・パンツァー第七集 I号戦車・II号戦車と派生型編大日本絵画