Sd.kfz.138 Panzerjager "Hetzer"
38(t)駆逐戦車ヘッツァー 後期型

車両概要

ヘッツァーは大戦末期に生産された駆逐戦車である。1943年末に行われた空爆によりIII号突撃砲の生産が大打撃を受け、急遽代わりとなる対戦車兵器と して設計・生産された車両がヘッツァーである。急ぎで生産された車両ではあるが、主砲の7.5cmPaK39L/48と60mmの傾斜装甲を車体前面に持つことで、正面戦闘においては連合・ソ連軍の主力戦車と充分に拮抗できるだけの性能を持っている。
ヘッツァーは生産時期により細部の差異があり、大別して初期型・前期型・後期型に分けられる。また指揮車両・戦車回収車両等の派生車両が存在している。
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使用キット 1/76 HETZER (フジミ WA No.3)

38t駆逐戦車ヘッツァーは過去に後期型(1944.10〜生産車)と指揮車仕様(1944.8生産車)を制作しているため、ミニスケールAFVへの出戻り後のでは3回目の制作ということになる。
このキットには思い入れがあるため定期的に制作しており、常にその段階で持ちえる技術を注ぎ込むことから技術力のバラメータ的な存在と考えている。
今回はディティールアップと後期型への改造を主に制作を行なう予定である。
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参考資料
imgGROUND POWER 2001.10月号(No.089)デルタ出版
imgGROUND POWER 2001.11月号(No.090)デルタ出版
img38式軽駆逐戦車ヘッツァー 1944-1945(世界の戦車イラストレイテッド 14)大日本絵画