Sd.kfz.181 Tiger I Ausf.E LastModel
VI号重戦車 ティーガーI E型(後期生産車)

車両概要

ティーガーIは大戦中期から東部・西部・アフリカとほぼ全ての戦線に投入され、、実稼動数はさほど多く無かったものの強靭な装甲と強力な主砲により無敵神話を築いた重戦車である。
本車はソ連侵攻の際のいわゆる「T-34ショック」を契機に生まれたとされているが、重戦車開発は開戦前から進められておりソ連侵攻を契機にそれらが具体 性をともなってティーガーIという形で結実した様である。ティーガーIは一般的に製造時期によって極初期型・初期型・中期型・後期型と分類されている。具 体的には以下の様になる。

極初期型 :1942.4〜1942.12
初期型 :1943.1〜1943.6
中期型 :1943.7〜1943.12
後期型 :1944.1〜1944.8
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使用キット 1/76 Panzer Kampfwagen IV TigerI「Last TYPE」 sPzAbt.505 (フジミ S.W.A.10)

使用するキットはフジミ社製キットの1/76 タイガーI型『後期型』第505重戦車大隊である。
このキットは各所で絶賛されているだけに、フジミの旧キットやニットーから金型を引き継いでいるキットとは一線を画す出来である。各種装備品や組立式履帯の成形状態は素晴らしく、素組みでも見栄えのする出来かと思われる。
今回はこのキットに別途用意した砲身とデカールを組合せ、第505重戦車大隊所属車両を作成する。
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参考資料
imgアハトゥンク・パンツァー第六集 ティーガー戦車編大日本絵画
imgティーガーI重戦車 1942-1945(世界の戦車イラストレイテッド 6)大日本絵画