Sd.kfz.184 Panzerjager Tiger(P) "Elefant"
ティーガー(P)駆逐戦車 エレファント

車両概要

Sd.kfz184は大戦中期〜後期に実戦投入された重駆逐戦車である。主砲として8.8cm Pak 43を装備し、前面装甲200mm、側面・背面装甲80mmと攻守共に非常に強力な車両であった。
この車両には初期型「フェアディナント」と後期型「エレファント」の二種類が存在する。初期型89両は重駆逐戦車大隊に配備されツィタデレ作戦に投入された結果、39両が失われたとされており、残った50両は戦訓を元に全て後期型に改修された。
改修後も重駆逐戦車大隊に引き続き配備されて東部戦線とイタリア戦線に投入された。このため、東部戦線ではソ連軍、イタリア戦線では連合軍と対峙している。
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使用キット 1/76 エレファント (フジミ WA No.5)

使用したキットはフジミ ワールドアーマーシリーズの「エレファント」である。このキットは同シリーズの初期に作られた物であるだけに、モールドの甘さや成形の崩れている部分も存在するが、形状は良好なキットである。
今回は浅くなったモールドの再現とツェメリットコーティングの再現を中心に工作を行なっている。
古いキットということもあり装備品類は付属していないため、これらの自作も行なっている。また、制作途上でたまたま真鍮製の砲身(実は1/72用)が手に入ったため、急遽砲身の差し替えを行った。
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参考資料
imgアハトゥンク・パンツァー第六集 ティーガー戦車編大日本絵画