ALKETT Vs.kfz.617 MINENRAUMER
アルケット社製地雷処理車

車両概要

本車は東部戦線に置ける地雷原除去のために試作された特種車両である。
アルケット・クルップ・メルセデスベンツの3社の協力により1942年に完成し試験が行われた。本車に期待された役割は戦車隊に先行して地雷原を突破する 戦術であったが、重量とスピードの遅さから地雷除去を阻止する砲火の標的となる問題が露呈した。また、マインローラーを装備した戦車との比較においても優 位性が薄く、プロジェクト自体が破棄されたとされる。
現存する車体はクーマンスドルフ試験場に侵攻したソ連軍に鹵獲されたものであるが、クビンカ実験場へ輸送する途上で走行装置が損傷を受け、実験場に到着した時には既に満足に動作できない状態であったそうである。
車体の構造は設置圧を高めた巨大なマインローラー3個と長方形の箱型車体から構成されており、地雷の破壊力に対抗するために周囲は20mm〜40mm厚の装甲、最も耐久性が求められる底面は80mm厚の装甲が施されていた。また、武装として機関銃2挺を装備したI号戦車と同等の砲塔を装備している。
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使用キット 1/76 ALKETT Minenraumer (FINE CAST MODELS FCM-7619)

使用する製品はFine Cast Modelsのレジンキャストキットとなる。
現物を見ることなく通販で購入にしたものであったが、成形状態は大変素晴らしく多少の下処理のみで素組みでも十分なクオリティに仕上がるキットである。ま た、他メーカー製品と比較するとレジンはやや固めであるが、脆さは無いため刃物やヤスリによる成形も行ないやすいと思われる。
キットのパーツ点数は少なく、また実車も試作のみで実戦装備は行われずに終了した車両であったた、作り込みよりはイメージ優先で短期間の勢いで作りきってしまう予定である。
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参考資料
imgALKETT VsKfz 617 MINENRAUMER(1942-1945)
imgアハトゥンク・パンツァー第七集 I号戦車・II号戦車と派生型編大日本絵画
imgPanzer IBronekollektsiya