M4 18t HighSpeedTractor "Class B"
18t牽引車 M4(榴弾砲用)

車両概要

18t牽引車 M4は、陸上自衛隊に米国より供与された砲兵用の装軌式牽引車である。
本車は米軍において6ポンド(152mm)以上の重砲を牽引することを目的に開発・生産された車両である。 第二次世界大戦中の1942年に正式化、その後1943〜1945年まで生産が行われた。同盟国にも提供されたが、砲兵の自走化が進んだことにより1960〜70年代にかけて退役した。
走行装置はM2/M3軽戦車を元に開発され、牽引力は最大17.4t、最大速度は時速50km程度であった。車体は非装甲であったが、キャビン上部には自衛用として12.7mm機関砲を搭載している。

陸上自衛隊では、創設時(1953年)に榴弾砲(155mm加農砲M2、203mm榴弾砲M2)と共に本車は提供され、特科部隊において運用された。 しかし、供与された車体は大戦時に生産された車両であったことから老朽化が著しく、73式牽引車の配備と共に退役している。
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使用キット HobbyBoss 82921 1/72 M4 HighSpeedTractor [155mm/8-in/240mm]

使用するキットはHobbyBoss製のインジェクションキットで、155mm/203mm榴弾砲用と90mm高射砲用の2バージョンが製品化されている内の155mm/203mm榴弾砲用を使用する。
キット自体の出来が良いことから、細部の作り直しと自衛隊にて使用された際の姿に合わせた調整が作業の中心となる。
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