Type58 155mm Howitzer M1
58式155mm榴弾砲M1

概要

58式155mm榴弾砲M1は、陸上自衛隊創設期(1958年)から1998年まで運用された牽引式榴弾砲である。
原型砲は1941年にアメリカ軍が採用したM114 155mm榴弾砲であり、陸上自衛隊には1952年から220門が供与された。 合わせて同砲を基に日本製鋼所と神戸製鋼所にて17門の模造品が製造され、58式155mm榴弾砲M1として運用された。

1980年代半ばから後継砲として155mm榴弾砲 FH-70が採用されたことに伴い順次置き換えが進められ、1998年で全砲が退役した。
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使用キット TOXSO MODEL 1/72 M114A1 155mm Howitzer

58式155mm榴弾砲の名称ではキットが存在しないため、TOXSO MODELのM114A1 155mm榴弾砲のキットを使用して再現する。
現存する58式155mm榴弾砲の写真からM114A1との違いを調査したが、デッドコピー品であることから大きな差異は認められなかった。
原型砲からの改造点が無い上にキット自体が非常に繊細な作りであることから、素組を中心にキットの構造上の弱点を補いつつ完成させる方針とした。
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