Fuji UH-1J
富士重工業 UH-1J

機体概要

UH-1Jは、1960年台より各国の軍隊/民間にて使用されているUH-1シリーズの日本の独自モデルである。
陸上自衛隊では1960年代初頭よりUH-1シリーズを採用しており、第1世代に相当するUH-1B、第2世代に相当するUH-1Hと採用を行ってきた。
UH-1Hの後継はUH-60JAを当てることが計画されたが、UH-60JAが非常に高価であったことから第3世代に相当するUH-1Jと混用されることとなり、1989年から2007年までの間に合計130機が調達された。
2014年現在の時点では全て現役であり、今後も長期に渡り運用されて行くと推定される。

陸上自衛隊に配備されたUH-1Jはワイヤーカッターや夜間運用を想定した暗視装置が装備されており、物資・兵員の輸送、上空からの火力支援、地雷の散布などの幅広い用途で使用されている。
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使用キット Bell AB 212 / UH-1N (Revel 04654)
UH-1H イロコイ (ハセガワ A11)

UH-1Jは日本独自の派生型ということもあり、キット化はされていない。 しかし、UH-1NとUH-1Hを掛け合わせたような形状であることから、これらの機体をニコイチにすることで、概ね似た形状を作ることができる。
このニコイチにUH-1J固有の各種装備を再現してゆくことで、セミスクラッチビルドすることが今回の目的となる。
UH-1Nのキットはレベル、イタレリ、フジミが製品化しているが、2014年時点で入手性が確保されているものはレベルのキットのみとなる。
UH-1Hのキットはハセガワ、イタレリ等の数社が製品化しているが、ハセガワの製品は自衛隊仕様としてデカールも付属していおり、定番品であることから入手性も良好である。
以上のことにより、ハセガワ+レベルのUH-1を掛け合わせたUH-1Jを作成する。
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参考資料
imgSPEARHEAD No.16アルゴノート
imgSPEARHEAD No.17アルゴノート
imgSPEARHEAD No.21アルゴノート