OH-6DA Training Plane (MD 500E)
OH-6DA 初等操縦練習機 (MD 500E)

機体概要

OH-6DAは海上自衛隊にて初等操縦練習機として採用されている回転翼機である。
海上自衛隊では川崎重工業がライセンス生産していたOH-6Dを練習機として採用していたが、次期練習機の選定遅延する中でOH-6Dの生産が終了してしまう。これにより練習機の機体が不足する事態に至り、暫定措置としてOH-6D系列のMD 500Eが5機輸入され、型式をOH-6DAとして採用された。
機体には特別装備は無いが、白と橙もしくは黄と橙のツートンカラーの訓練機用の塗装が施されている。

2009年度には次期訓練機としてユーロコプター EC 135 T2+が採択され海上自衛隊もTH-135として採用したことから、OH-6DAは5機のみとなり、耐用年数が過ぎた段階で退役すると推測される。
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写真:JMSDF 海上自衛隊ホームページより転載

使用キット 1/72 Hughes 500E (PROFILINE Cat.No. 7011)

使用するキットはチェコのメーカーであるPROFILINEの製品となる。
同社はOH-6系列の機体を多数キット化しており、機体部を全てクリアパーツで成形しているという特徴がある。
また、どのバリエーション機体も数種類のカラーバリエーションと対応するデカールが付属しており、このキットではMD 500E 9種類を再現できる仕様である。海上自衛隊所属の訓練機の2パターンが含まれていることから、手軽に再現できる仕様となっている。

機体がクリアパーツであり改造には向かない構造であることから、組み立てはほぼ素組、塗装は白と橙のツートンパターンで仕上げることとした。
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