1467 自衛隊モデルコレクション第21号が発売になりました。
1/72 ペトリオット地対空ミサイルPAC-3のミサイルランチャーが付属します。
1468 ペトリオット地対空ミサイルはスタンダード・PAC-2・PAC-3と進化していますが、自衛隊ではスタンダードの時代から導入を行っており、付属モデルは現行のPAC-3を再現したものとなっています。
全体の雰囲気は良く再現出来ていると思いますが、細部の作りはかなりアバウトな印象を受けます。
1469  このモデルはとにかく大きいです。
1/72ということもありますが、本シリーズでもトップクラスの大きさで、地上装備の中では最大となります。
車体の長さは99式自走榴弾砲とほぼ同じ、車高は戦車類の2倍はあります。
パッケージのサイズも大きく、持ち帰るのに苦労しました。
1470 PAC-3のランチャーは、1/72のキットでは初めての航空自衛隊の陸上装備だと思われます。
ペトリオットミサイルは過去にマイクロエースが1/48でキット化した実績があり、その際にはランチャー、電源車、レーダー車、アンテナ車の4点が製品化されました。
1471 大型モデルであることもあり、各部には工夫の跡が見られます。
車体とランチャーを接続するケーブルは軟質素材で再現されており、限界がある中でも努力を感じられます。
1472 テールランプ周辺はコンポーネントの位置関係は概ね合っていますが、作りはアバウトな印象を受けます。
1473 底面はかなり適当な作りとなっています。
タイヤは軸で接合されていて、回転することができます。
1474 滑り止めパータンは良好な再現具合となっています。
扉や蝶番は良く出来ているのか微妙なのか判断が難しいところです。