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自衛隊モデルコレクション第26号が発売になりました。1/72 87式偵察警戒車(第1師団 第1偵察隊所属車輌)が付属します。
87式偵察警戒車は陸上自衛隊に配備された初の装輪式偵察車です。
装輪装甲車としては先に配備された82式指揮通信車があり、本車はこの車体をベースに開発がなされました。車体の形状は類似していますが、砲塔を装備する過程において内装は大幅に改修されているそうです。 |
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このシリーズの陸上自衛隊車輌は総じて良い出来ですが、このモデルも例に漏れず良い仕上がりです。
このスケールでの87式偵察警戒車は過去にフェアリー企画がレジンキット化していますが、こちらは既に入手困難になっています。 |
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全体の形状は良好ですが、複雑な形状ゆえの限界も各所に見受けられます。 |
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今回も再組み立て用に2個購入しました。
かなり小柄な車輌ですが、価格はこれまでと同じ・・・・少し高く感じます。大型模型も価格は据え置きなので、そちらと相殺と考えましょう。 |
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砲塔にはエリコン25mm機関砲が搭載されていますが、これがなかなか複雑な形状をしています。
砲身の再現には繊細さが求められるわけですが、このモデルでの再現度合いは良好です。 |
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車体の組み立てには写真の様な残念な箇所があります。パーツ分割の影響により、かなり目立つ隙間があいていました。
分解して組み立てる時には摺り合わせに注意する必要がありそうです。 |
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前照灯のガードはエッチングパーツとなっています。
再現するための努力をしているわけですが、再現度合いとしては限界を感じるものがあります。 |
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背面は細かい作りになっています。
ラックの作りは良好ですが、背面監視カメラのガードは実車とは形状がことなると思います。 |
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車体底面のモールドも再現されています。
このシリーズ共通ですが、ネジ穴は軟質素材で塞がれています。 |
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タイヤは軟質素材で再現されています。この部位がここまで再現されることは予想していませんでした。
8輪装甲車もリリースが予定されていますので、こちらにも期待が高まります。 |
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アオシマの3トン半と並べてみました。車高はほぼ同じ、全長は87式偵察警戒車がやや短い大きさとなります。
ほぼ3トン半と同じ大きさと考えて良いかと思います。 |
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次に73式小型トラック(三菱ジープ)と比べてみます。
この比較では87式偵察警戒車が大きく見えます。 |
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最後に、ピットロードの74式戦車と比べてみます。車高は合わせたようにほぼ同じでした。
第7師団の偵察隊では74式戦車も配備されていますので、車高が同じであると輸送の際には融通が効いて良いのかもしれません。 |