TOKSO MODEL製の1/72 Scud-B & Launcherが入荷したので購入してみました。

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先日行きつけの模型屋を訪れた時に入荷を教えてもらいましたが、未知のメーカーである上に事前情報がなかったため保留していました。

ネットで情報を集めたところ、メーカーは香港の企業だそうで、パーツの写真を見た範囲では出来は悪くないと判断して購入に踏み切りました。

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インストは1枚紙に印刷された珍しいスタイルでした。

コスト削減策かもしれませんが、インストとしては使いにくいと思います。

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パーツの作りはそこそこで、大ぶりのパーツもしっかりと整形されています。

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曲面の成形状況も良好ですが、ミサイルのパーツは貼り合わせ式であるため、合わせ目の調整は手間が掛かりそうです。

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押し出しピン跡や湯口はパーツの裏面に来るように設計されているため、パーツの整形にはあまり手間がかからないと思います。

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タイヤのパーツはやや難点があり、貼り合わせ式の構造ですので接合面の処理に手間がかかると思います。

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クリアパーツは残念ながら透明樹脂で成形されたものではなく、フィルムを貼る方式になっています。

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デカールは限られたマークのみ付属しています。数は少ないのですが、デカールの品質は良いと思います。

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インストの塗装ガイドには、ロシア軍、北朝鮮軍、イラク軍の3パターンがカバーされています。

スカッドBは旧東欧諸国と西アジア・北アフリカ諸国を中心に20カ国近くで採用されていますが、イラクとリビアでは退役(というよりは、軍自体が崩壊)、ロシアではA型・B型は既に退役(C型以降は現役)しているそうです。

ミサイル本体の採用国は多数ありますが、このキットで再現されているTEL(Transporter-Erector Launcher 輸送・起立・発射機 ロシア製のMAZ-543)を採用している国は限られているようですので、作成時にはどの国の装備を再現するか悩むと思います。

スカッドミサイルについては詳しくは知らないため、もう少し情報を集めた上で作成してみたいと思います。