自由行動が出来るタイミングを狙い、西門駅周辺の軍事・模型関連スポットをめぐりました。
まずは国軍歴史文物館に行きましたが、残念ながら展示更新の工事中で閉館していました。
台湾の軍隊は中華民国軍(RCF)であるため、先の大戦では我が国と交戦しています。細かい事実関係の認識では食い違いがありますが、建国~先の大戦~国共内戦という流れをどのように捉えているのかを知るには、この博物館は最適な場所であると思います。
博物館見学の時間が余ってしまったため、新たな模型店の発掘を行いました。
事前の調査で、西門駅と龍山寺駅の中間に「吉欣模型玩具」という模型店があることを確認していました。
西門駅より徒歩で15分程移動した先に目的の店舗はありました。
店は12時に開店するようです。少し早く到着してしまったため、シャッターが閉まっていました。
少し待っていたらシャッターが開き始めましたので、周辺をふらついて時間を潰して店が開くのを待ちました。
店の入口はショーケースになっており、商品の他に地元のモデラーによる作品と思しき展示がされていました。
ジャンルはまちまちですが、情景作品なども展示されています。
中華民国軍の装輪装甲車「CM-32「雲豹」装甲車」の1/72スケールの模型がありました。製品化はされていない車輌ですので、地元モデラーのスクラッチ作品のようです。
店内はさほど広くはなく、中央の棚を囲む形で通廊が形成されており、カウンターの周辺にはアフターパーツやガレージキットが並んでいました。
小さい店舗ですが、取扱商品は戦車・航空機・船舶・自動車・キャラ物と一通り全ジャンルをカバーしています。
国内にはまだ入ってきていないModelcollectのBMP3がありましたので購入しました。年明けには青島文化教材経由で提供されてると思いますが、一足早く入手しました。
価格は400元、現在のレート(1元=3.8円)で換算すると1,520円になります。国内で購入すると2,000円を超えますので、安く購入することができました。
輸入模型が総じ安かったため、ドイツレベルのStrv122A(スェーデン軍のレオパルドIIA6)も購入しました。
こちらは370元でしたので、約1,400円です。こちらも国内で購入するより安いです。
地元ネタとして、雑誌を一冊購入しました。(130元、約500円)
こちらは台湾の雑誌ではなく、大陸側から輸入されたものでした。中身はなかなか興味深いので、別の機会に紹介します。
吉欣模型玩具は新しい商品を中心に扱っている店舗ですので、古いキットを探す目的には適さないと思います。その代わり、輸入物の製品については日本で購入するよりも明らかに安いため、海外のキットを購入する際には優良な店であると思いました。