Hobby BossのM4 High Speed Tractorを元に18t牽引車M4を作成する続きです。

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キャビン側面は窓付きの耐水布と思われるもので塞いでいます。

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手に入った保安隊 / 自衛隊の18t牽引車M4では、この装備は取り外されています。

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今回は自衛隊仕様という想定ですので、改造して再現することとしました。まずはパーツのモールドに沿って部品を切り離します。

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次にプラ材を使用してキャビン側面の形状を再現します。キャビンの枠がやや細くなりましたので、こちらもプラ材で補強しました。

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キャビンの内装もある程度再現されているキットですので、こちらの形の方が模型としては楽しいと思います。

 

陸上自衛隊に供与された18t牽引車M4の写真は非常に少なく、どのモデルがどの様な仕様で使われていたのかがよくわかりません。今更気が付いたのですが、手に入った当時の写真からはカーゴ部分が作成中の榴弾砲用のものではありませんでした。

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18t牽引車M4のカーゴは高射砲用は”Class A”、榴弾砲用は”Class B”が製造されており、任務に応じて換装できたそうです。

自衛隊に供与された砲兵装備の中には、「155mm榴弾砲M1」「155mmカノン砲M2」「203mm榴弾砲M2」がありますので、砲兵用のカーゴを装備したバージョンが供与されたとしても不思議はないと思います。実車の写真がありませんので実車相当の作りとは言えませんが、当たらずとも遠からずという辺りを狙って完成させようと思います。