1/72スケールにおける迷彩服3型の塗装方法に関する続き。
プロテクターやベルトなどの細部の塗り分けを行います。この段階では極彩色に近い色合いとなります。
色調を整えるため、つや消しのスーパークリアを吹きます。全体的に光沢が無くなり、シックな印象に変わります。
Mr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンを希釈して軽く載せ、迷彩の色彩バランスを整えます。
迷彩は汚れ具合で色彩の印象が大きく変わります。また、汚れ具合はどのような状況で活動したかに左右されますので、どのようなシチュエーションを再現するかで手法を選ぶ必要があると思います。
今回は屋外での活動(演習?)をイメージした汚れを乗せてみました。
人だけでは物足りないため、簡単にベースを作ってみました。
Plastruct製のパターンシート(コンクリート)を適当なサイズに切り出し、履帯色を筆塗りした上でMr.ウェザリングカラーのマルチブラックとグランドブラウンを流しています。
白線はマスキングした上でファレホの水生塗料を筆塗りしました。