明日から1週間ほど欧州まで出張に行ってきます。

出張先は非英語圏ですが、第二国語を英語に指定している国になりますので、基本的には英語でのコミュニケーションが必要となります。私の英語力は読みは一応、書きはgoogle頼り、聴きはギリギリ、話はアウトという状況のため、実質的に対人コミュニケーションは不可能という状況です。

そこで、今回は機械の助っ人を頼むことにしました。

 

ウェアラブル音声翻訳機「ili」

 

今年の頭に発表と同時に以下の動画が公開されて話題になったデバイスです。

処理性能とバッテリー寿命の関係で原則一方通行の翻訳しかできませんが、コミュニケーションを取る時に言いたいことはあっても単語が思い浮かばない人にはこれほど魅力的な翻訳機はありません。

6月頃から業務用の商用サービスが開始されるとのアナウンスがありましたので、個人向けのサービスを探したところありました!

 

一瞬で音声翻訳してくれるウェアラブル翻訳デバイスili | 海外WiFiならグローバルWiFi

 

行きの空港で借りて、帰りの空港で返すスタイルのレンタルとなっていて、1日1000円で借りることができます。

貸与品なので紛失した場合には全額弁済が基本ですが、紛失保険を付けることもできます。今回は1週間レンタルし、保険を付けて1万円くらいでした。

 

使用感については検索するといろいろなレビューが出てきますが、ポイントは翻訳が一方通行という点です。

仮に質問が通じても複雑な回答をされたら聞き取れないという問題がありますので、極力二択で回答が返ってくる質問を組み立てる必要があります。また、適切に翻訳させるには翻訳しやすい日本語の入力が求められますので、機械翻訳が使われる時代には正しい国語力こそが最も必要になるということではないかと思われます。

 


 

一昨年にも海外出張に行きましたが、この際には現地でSIMを購入することができず、WiFiが完備された設備でしかインターネットが使えませんでした。(SIMが購入できなかったのはコミュニケーション力の問題です)

そこで、今回はあらかじめSIMを購入して持って行くことにしました。

国内で購入できる製品は数社あるようですが、今回はイギリスの通信企業「Three」が提供するSIMを購入しました。

SIMを組み込む機器はNEC製のモバイルルータ「MR04LN」を使います。、一昨年に出張に行く際に購入したため型落ちで、現行モデルは「MR05LN」です。このモバイルルータはSIMが2枚入り、SIMフリーで使用できますので、海外で使用する場合には非常に便利です。

 

今回はこちらの使用感も試してみたいと思います。