早いもので、もう年末になってしまいました。
今年も例年通りに年越しは台湾に来ていますが、何も仕込みをしていなかったので渡航してダラダラ過ごしている感じです。国に居ると雑事に追われてしまいますので、確たる目的が無くても慣れた外国に出てしまった方がゆったりと過ごせる様な気がします。
毎年、国軍歴史文物を見に行きますが、今年は予定が合わずパス。西門周辺の模型屋散策も最小限度にとどめた結果、収穫なしでした。
コンピュータ関係の探し物で光華商場へ行きましたが、こちらも収穫なし。
結局、食べ歩きが中心の渡航になっています。
もともと、周辺国の情勢から渡航への影響がある可能性もありましたので、今年は行けただけで良しとしようかと思います。幸いにして年内は開戦に至らず、北朝鮮への締め付けの影響と思われる崩壊の兆候が出てきましたので、まだ暫くは様子見の様な状況を呈しています。
現在の状況を容認すれば我が国を含めた東アジアにおける核武装競争に発展する可能性があることを考えると、何らかの形での決着を付けることは避けられないと考えます。しかし、いざ開戦となれば奇襲による殲滅を狙っているとの話が出ていますので、起きると言われれば起きず、起きないと言われれば起きる様な読み難い状況になってきました。少なくとも、軍事行動を公開(示威行動)しているうちは開戦はせず、情報が出てこない、または欺瞞情報が流れるようになった段階で、いよいよ危なくなってきたと考えるべきかと思われます。
一杯引っかけて宿へ帰る道すがら、台湾の野良猫に絡まれました。
甘い声で鳴きながら足の周りを廻ってマーキングを繰り返します。
台湾の野良猫はかなり人に慣れていてすぐに寄ってきますが、もらえる物がないと悟ると離れて行きます。某国の人々よりも見切りの判断と自立心では勝っているかもしれません。