青島文化教材のミリタリーモデルシリーズに陸上自衛隊 水陸両用車(AAVP7A1 RAM/RS) 『水陸機動団』が追加されます。

陸上自衛隊 水陸両用車(AAVP7A1 RAM/RS) 『水陸機動団』

 

同シリーズでは既に指揮車型(AAVC7A1 RAM/RS)が製品化されていますので、こちらは兵員輸送型のバリエーションキットとなります。

 

1/72スケールのAAVP7は、過去にDragon Modelsがインジェクションキットとして製品化しているほか、完成品ダイキャストモデルなども存在しています。しかし、いずれも古い製品が多く入手性に問題がありました。

 

今回製品化されたモデルでは増加装甲を取りつけたモデルとなるようです。総合火力演習などで使用される車体では、こちらの仕様で登場する例が多い様です。(写真は令和元年度の総合火力演習)

また、一般メディアに露出する場合には、増加装甲を取り付けていない事例もあります。

この辺りは、選択できる仕様となるのかが気になるところかと思います。

 

AAV7シリーズは陸上自衛隊の「水陸機動団」でのみ使用されている装備となりますが、兵員輸送型(AAVP7)、指揮通信型(AAVC7)、回収型(AAVR7)の三種類が採用されています。最初に製品化されたバリエーションがAAVC7でしたので珍しいところから攻めるなと思いましたが、派生型をとしてでしたAAVP7を出すことを考えれば妥当な選択であったのかもしれません。

残りのAAVR7はメディアへの露出が少なく見る機会がありませんが、他の二種とは随分と異なる形状をしています。

基本形状は同じですが、車体には増加装甲を取り付ける固定部が無く、回収作業に使用する大型クレーンが装備されています。

バリエーション展開するにしても足回り以外流用できる部位が無いことから、果たして製品化できるのかが気になるところです。

 

当サイトでも、2015年頃からDragon Modelsのキットをベースに陸上自衛隊仕様のAAVP7を作成していましたが、未だ完成していません。

 

水陸両用強襲輸送車7号A1型 増加装甲キット装備(陸上自衛隊仕様 2015)

 

あと一息というところまで仕上がっていはいますので、製品がリリースされてしまう前には完成させたいと思います。