|
自衛隊モデルコレクション第28号が発売になりました。
1/100 UH-60J(航空自衛隊 浜松基地 航空救難団所属機)が付属します。
UH-60J/JAは陸海空三軍がそれぞれ装備していますが、付属モデルでは航空自衛隊の洋上迷彩が施された機体の再現となっています。
機体にはミサイル警報装置、チャフ/フレアディスペンサーなどが装備されていることから、正式にはUH-60J(SP)のモデライズとなります。 |
|
このシリーズの回転翼機はAH-64D、OH-1、HSS-2Bが既にリリースされていますが、今回のUH-60Jはこれまでで最高の出来であると思います。
機体は組み立て済みですが、回転翼のブレードのみ取り付け作業が必要となります。 |
|
塗装の色合いは、過去にリリースされたF-2A戦闘機の洋上迷彩よりも実機の印象にかなり近くなりました。
航法気象レーダーや回転翼のブレードに施されたマーキングは繊細な出来となっています。 |
|
機体後部にはチャフ・フレアディスペンサーが設けられたSP(Self Protection)型の特徴があります。 |
|
アンテナ類も再現されていますが、このスケールでは再現上の限界があります。 |
|
機体底面のセンサー類も再現されています。 |
|
機体側面のバブルキャノピーも再現されており、抜かりがありません。 |
|
唯一残念なのが、今回は不良品を引いてしまったことです・・・左側の車輪が無くなっており、脱落した部品もありませんでした_| ̄|○
車輪が無いと機体が傾いてしまうため、撮影のための苦肉の策として真鍮板で支えをつけました。 |
|
UH-60J(SP)はハセガワがほぼ再現した素晴らしい模型を出しています。当初はHH-60Dのキットを改装した擬似仕様のものでしたが、追加パーツを加えて完全再現できる製品を限定版としてリリースしています。上の写真は過去に映画のタイアップで製品化された限定品で、レジンキャストとエッチングの追加パーツが付属しています。
下の写真は2013年末にリリースされた限定品で、上の製品のレジンパーツがプラ化されており、同等のエッチングパーツと記念塗装を再現するためのデカールが付属しています。
上のキットは極稀に中古が出回る程度ですが、下のキットは最近リリースされたものですので、店頭在庫で手に入ります。(2014年3月現在) |
|