航空自衛隊 F-2 Super改は、近隣諸国の軍事的威圧に対抗するために考案されたF-2戦闘機の改修型となります。

高度な火器管制機能の付与による攻撃力の強化と、コンフォーマルタンクの追加による航続距離の増強が行われています。

20140401_01

コンフォーマルタンクは機体上部の左右に装備されており、F-2A/B型とは外観上の最大の違いとなります。

20140401_09

エアインティークの脇にはFLIRが増設されたことにより、昼夜を問わずに高い火器管制能力を発揮します。

20140401_10

長大な航続距離と強化された火器管制能力を持つこの機体が航空自衛隊に配備されることで、離島における戦闘時の航空支援能力向上、そして敵性国家の策源地である港湾を直接攻撃可能な敵地攻撃能力を獲得することができるでしょう。

20140401_03

 

 

というのは真っ赤なウソで、国際航空宇宙展ジャパンエアロスペース2004にてロッキードマーチン社が参考展示していたF-2の強化案です。

F-2SuperKai

F-2戦闘機は既に生産が終了してしまっていますので、F-2 Super-改はコンセプト止まりの機体となります。

20140401_07

このモデルはHOBBY MASTERの塗装済み組み立て済みモデルで、スケールは1/72となります。

HOBBY MASTERは多種多様な航空機モデルを立体化しており、F-2も数種類が立体化されましたが、架空モデルまで立体化される展開は予想の域を超えています。

機体はダイキャスト製で、周辺部品は樹脂製となっています。

20140401_14

洋上迷彩の出来は良好で、色合いも実機の印象に近いと思います。

20140401_18

A-10と並べてもました。

機体の寸法はさほど違いませんが、ペイロードは圧倒的にA-10の方が上です。