午前中の演習後、昼を挟んで装備品の展示が行われます。
演習場のグランドに装備品が並べられ、間近によって観察・撮影、陸自隊員とのツーショット撮影などができます。
今回初参加と思われる12式地対艦誘導弾の周りには、戦車に負けないくらいの人だかりができていました。
次いで99式155mm自走榴弾砲、MLRSが並びます。
特化火力の締めは203mm自走榴弾砲、155mm榴弾砲 FH-70が並びます。
遠景から見ると203mmと155mmの砲身の太さの違いは一目瞭然です。
展示場の中央には主力戦車が並びます。
10式戦車の量産車は今回はじめて実物を見ることが出来ました。こちらはやはり大人気で、人だかりとなっています。
90式戦車も劣らず人気があります。
ガッチリとした形状から、こちらの方が強そうに見える気もします。
74式戦車はそろそろ引退するため、三種が並んで見られるチャンスは少ないかもしれません。
演習には参加しなかった91式戦車橋、そして珍しい展示物として92式地雷原処理車が並びます。
右から87式自走高射機関砲、NBC偵察車、93式近距離地対空誘導弾、後方にCH-47が展示されています。
NBC偵察車も近年装備されたばっかりの新装備になります・・・・が、地味すぎてあまり人気はないようです。
93式近距離地対空誘導弾の横には、これまた新装備の11式93式短距離地対空誘導弾が展示されていました。
96式装輪装甲車と、その後方にAH-64Dが展示されています。
ヘリコプターの展示の中では、AH-64Dが一番人気の様です。
89式装甲戦闘車と、後方にUH-60JAが展示されています。
主力戦車ほどではありませんが、こちらもそこそこに人が集まっていました。
87式偵察警戒車の周辺には人だかりができていました・・・が、これは入口が近いことが原因かもしれません。
人混みが一段落した頃合いを見計らって、展示車両に接近して写真を撮りまくります。
87式偵察警戒車は某完成品の最組み立てを予定しているため、細部を入念に撮影してきました。
展示品解説の隊員さんによると、今回展示された12式地対艦誘導弾は試作車両だそうです。
量産型の配備が進めば、この個体は朝霞駐屯地で見ることができるかもしれません。
74式戦車の砲身に何か書かれていると思ってよく見たら、配備から40週年と書き込みがされていました。
1974年の採用で今年が2014年・・・40年間、よく国土を守ってくれたと思います。
74式戦車の装備と要員は、今後機動戦闘車に引き継がれて行くことになるのでしょう。
番外編 その1
展示場から少し離れたところに90式戦車回収車が駐機していました。
主力戦車あるところ、回収車ありということなので、影の立役者といえるかもしれません。
駐車場で迷彩の施された三菱ジープを見かけました。
1/2t トラックは新型(通称 パジェロ)へのお置き換えが進み、道路交通法の改正に合わせて退役したものと思っていましたが、まだ生きている車体が残っているようです。
演習場敷地内限定(=道路交通法の適用外)で使用されているのでしょうか?
偶然から総合火力演習を見に行くことが出来ましたが、やはりスタンド席で見たい!という欲求は強くなるばかりです。
来年は頑張って応募しよてみようかと考えています。