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自衛隊モデルコレクション第42号が発売になりました。
1/72 73式装甲車が付属します。
73式装甲車のこのスケールでの立体化は、これが初になるかと思われます。 |
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73式装甲車は、戦後の2世代目にあたる兵員輸送用装甲車となります。
1世代目にあたる60式装甲車の性能不足を解消する目的で設計され、機動力の向上、NBC防護能力・浮航能力の付与などがされています。 |
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全体としては全高の低い小型の装甲車といった雰囲気になっています。
付属模型では、この独特なシルエットを的確に再現していると思います。 |
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前照灯ガードはエッチングパーツで再現されていますが、ややオーバースケール気味な点と、組み立て精度の低さが目立ちます。
全体の作りは良いだけに、この部位のみ残念に感じます。 |
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装備品類は車体との一体成型で再現されています。
しかしながら、個々の部位の再現性度は良好です。 |
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74式戦車と並べてみました。
全長は73式装甲車が短くなりますが、車幅はほぼ同じでした。 |
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73式装甲車の後継となる89式歩兵戦闘車と並べてみます。
89式歩兵戦闘車が作られる前には、73式装甲車に砲塔を設ける案もあったと言われていますが、車体の寸法から無理があったことが推察されます。 |
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付属模型としては十分な品質ですので、これらを元に派生車両を作るなどの楽しみ方もできるかと思われます。 |