アオシマの機動戦闘車制作の続き。今回で完成となります。

組立工程は以下のリンクにて解説しており、仕上げ工程と完成写真を更新しました。

 

◇製作記 → リンクを開く

◇完成写真  → リンクを開く

◇車体解説  → リンクを開く

 

コンペ用作品を優先したため、OD単色迷彩版の完成は年を超えてしまいました。

基礎的な塗装や色調調整は済んでいますので、クリアパーツ追加・特殊効果を出す箇所への工作、仕上げの汚れ塗装を行います。

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車体側面には6箇所の反射板が設けられていますが、これらは全てクリアパーツで再現しました。

コンペ作品の方は1mmのレンズを使用しましたが、部材不足からこちらの作品では1.2mmのレンズを使用しています。結果的には視覚効果として考えた場合には1.2mmの方が良いかも知れません。

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足回りはタイヤを中心とした汚れを追加します。

装輪車両のタイヤは凹部に汚れが溜まりますので、油彩とペトロールを使用して再現を試みます。今回の様な塗料を色濃く残したい場合には油彩を使用し、薄く乗せたい場合にはエナメル溶剤を使用するように使い分けています。

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完成してから一箇所処理を忘れた箇所に気がついたり組立の段階でサイドミラーのパーツが崩壊したりと、最終段階でいろいろと苦労しましたが、どうにか年始の休み中に完成させることが出来ました。

装輪装甲車の作成は今回が初となりますが、96式装輪装甲車や87式偵察警戒車を今後作成する際の参考となる要素が多々ありました。機動戦闘車自体も量産型がお目見えすればキット化される可能性はありますので、次の機会にはより完成度の高い作品を目指したいと思います。