ガイアノーツの「UVジェルクリア」を使用して、実際に使用できるパーツを作る例を掲載します。
使用す作例は「81式短距離地対空誘導弾C型 発射装置搭載車」を使用します。
実車では後部のテールランプが写真のような状態になっています。
この部位をクリアパーツ化してみます。
まずは「型思い」でキットのテールランプの部位を複製し、鋳造型を作ります。
鋳造型にジェル状の樹脂を流し込み、クリアパーツを製造します。
成形したクリアパーツの裏側にシルバーの塗装を行います。
塗料の乾燥後、パーツを切り離します。合わせてパーツの余剰部位を削り落とします。
キットパーツ側の接着面を整えます。
クリアパーツを瞬間接着剤で固定します。
瞬間接着剤の硬化を確認し、アクリル塗料のクリアレッドとクリアオレンジで彩色します。
同じ要領でテールランプを初めとして、各部位の反射板を再現して行きます。
小さいパーツは塗装や取り付けが難しく作業途中で飛ばしてしまうこともありますので、製造時には多めに作成して失敗しても作業を継続できる状態とすることが重要です。
大型のパーツの場合には樹脂の量が多いと固まらないため、薄く塗布しては硬化させ、硬化後に再度塗布するといった積層化させる工夫が必要となります。