ガイアノーツのUVジェルクリアを使用した、クリアパーツの作成方法を掲載します。
製品は紫外線硬化樹脂のチューブとUVペンライトが付属しています。
UVペンライトは電池がすぐに切れてしまいましたが、蛍光灯のデスクライトでも硬化できることができました。
キットパーツに樹脂を直接つける方法もありますが、今回は型を作成してクリアパーツを鋳造する方法を取ります。
レンズ状のパーツを作成するために、WAVEの丸ノズルを使用した型を準備しました。
キットパーツの置き換え部品を作る場合には、型取り用の樹脂素材「型思い」で鋳造型を作ります。
ジェル状の樹脂を万年皿に出します。
出したジェルを爪楊枝ですくい取ります。
爪楊枝に取ったジェルを型に流し込みます。
ジェルをやや盛り上げることで、レンズ状のパーツを作ることができます。樹脂は硬化しても縮むことがありません。
「型思い」で作成した型に対しても同様に樹脂を乗せます。
小さいパーツを作りたい場合には、意図的に樹脂を型からはみ出した状態で硬化させます。これは型から外した後に加工することで意図した形にすることができるためです。
UVペンライトの電池がすぐに切れてしまったため、蛍光灯のデスクライトで代用します。
どの程度で硬化するかを測定はしていませんが、小一時間照射したことで硬化させることができました。
余った樹脂を放置すると硬化してしまうため、蓋をして紫外線への暴露を防ぐことで保存できます。
樹脂をつついて硬化したことを確認した上で、型からパーツを取り外します。
作成したクリアパーツは刃物で加工したり、塗装したりすることができます。