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自衛隊モデルコレクション第53号が発売になりました。
1/72 94式水際地雷敷設装置が付属します。
この車両が立体化されたのは、知る限りではこれが初であると思います。 |
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94式水際地雷敷設装置は陸上自衛隊で運用されている、自走式敷設装置です。
他国に類似する装備の無い我国独自の車両となりますが、上陸可能なポイントが多数ある長い海岸線を持つ我国の防衛を考える上では適した装備であると思います。 |
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車両と船舶を掛けあわせた独特の形状をした車両ですが、付属の模型は雰囲気を損なうこと無く立体化されています。
OD色単色迷彩の色合いも実車のイメージに近いと感じました。 |
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大きなフロントガラスを持つ操縦席は透明パーツが多用されており、大味ながら操縦席内の座席まで再現されていました。
サイドミラー類は再現上の限界が見られますが、形状は適切であると思います。 |
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敷設装置はフレームの再現には限界がありますが、雰囲気は的確に再現されています。
装填された地雷は模擬弾を参考にした彩色がなされていました。 |
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同シリーズの中でも大型の部類となる91式戦車橋と比べてみると、94式水際地雷敷設装置が如何に大きな装備であるかが分かります。 |
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来年度より調達が開始されるAAVP7と比べても、1.5倍程度の全長があることが分かります。
この装備は車両というよりも小型船舶と捉えた方が正しいのかもしれません。 |
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再組み立て用と保管用で二つ購入しましたが、OD色の色合いが随分違いました。
購入時には色合いをチェックした方が良いかも知れません。 |