本業の年度末進行案件に加えて多数の裏タスクを回している影響で、模型に手をつける余裕が全くありません。

ブログも放置気味ですが、細々とでも無理のない範囲で更新していきます。

 

◆ATD-X改めX-2

新しい情報が公開される都度取り上げていた先進技術実証機(ATD-X)に関して新たな動きがありました。一昨年から初飛行の話題が出ては消えていましたが、ついに来月初飛行が行われる様です。

 

1月28日に報道公開が行われ、機体の名称はATD-XからX-2に変更なりました。AFP通信から、この報道公開の際に撮影された興味深い動画が公開されています。

これまでの映像・写真ではぼかし処理がされていた、エンジン周りの偏向パドルの動きも含めて撮影されています。

尚、X-2をステルス戦闘機と報道しているケースが多いようですが、この機体は技術実証用の試験機にあたり、この機体から得られたデータを元にF-3に相当する国産戦闘機の設計・開発が行われます。いわば、F-2戦闘機開発時の技術実証機として使用された「T-2 CCV研究機」に近い存在であると思います。

T-2 CCV

T-2 CCV

 

来月には初飛行となりますので、その際に再び取り上げたいと思います。

 

◆防空事案

北朝鮮で弾道ミサイル発射の動きがあるとの情報が発せられ、迎撃の為に都内(市ヶ谷)にPAC3が展開することとなりました。また、イージス艦「きりしま」も出航したとのことで、防空体制が強化されています。

2012年頃に発生した同様の事案でも市ヶ谷の防衛省敷地内にもPAC3が展開され、事案が終息して撤収する際の車列を靖国通りで見ることができました。

年明け早々、世界的に軍事的緊張が高まる事案が連発していますが、何事も起きないことを切に願います。