M114A1 155mm HOWITZERを元に58式155mm榴弾砲を作る続き。

砲架と砲脚は軸となるパーツを中心に細かいパーツを組み合わせて形成されています。砲脚は可動させることで砲撃時と牽引時の形状を再現することができます。

20161128_18

20161128_19

砲脚を閉じると駐鋤の基部が噛み合って固定される仕組みとなっています。砲脚を単体で組み立てている時は細かいパーツの意味が分かりませんが、組み上げて噛み合わせてみると意味が分かる作りでした。

20161128_20

トラベリングクランプはパーツの噛み合いが悪いため、削って調整した上で可動軸を金属線に置き換えています。車輪は塗装時の利便性を考慮して着脱できるように金属線を組み込んでみました。

20161128_24

車輪と駐鍬を取り付けて形状として完成しました。

20161128_26

砲脚を閉じ、駐鍬を所定箇所に取り付けることで牽引状態とすることができます。

20161128_42

18t牽引車M4と組み合わせてみます。牽引部はとりあえず重ねただけですが、イメージ的には良い雰囲気です。

20161128_43

このキットはひたすら細かいパーツを成形して取り付ける作業の繰り返しでしたが、1週間ほどで形になりました。元々の形状が良い上に可動部が多いことから、手を入れられる箇所は非常に少なく可動軸の金属化以外は目立った改造はしていません。

塗装は牽引車に合わせてOD色の単色とするか、陸上自衛隊の2色迷彩にするか悩んでいます。