18t高速牽引車M4が完成しましたので、引き続き牽引する砲を作成します。

同時期に配備された野戦砲は以下があります。

・105mm榴弾砲M2A1

・155mm榴弾砲M1

・155mmカノン砲M2

・203mm榴弾砲M2

これらの内、1/72スケールで製品化されているのは155mm榴弾砲M1(M114A1)、155mmカノン砲M2があります。

今回はTOXSO MODELのM114A1 155mm HOWITZERを元に、155mm榴弾砲M1のデッドコピー品である国産の58式155mm榴弾砲を作ることにしました。

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TOXSO MODELは香港の模型メーカーで1年程前に国内で初めて製品が店頭に並びました。製品の種類は少ないのですが、他のメーカーでは製品化していない珍しい車両を立体化しています。

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M114A1榴弾砲はのキットは100点弱のパーツで構成されています。1/72スケールの火砲のキットとしてはパーツ点数が多く、ガレージキットも凌駕する細かさです。

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このキットの特徴は可動部が多数用意されており、それを再現するための構造となっている点です。

素組の状態でも砲の俯角・仰角を取ることができ、それに連動して各部が可動します。

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更には、発砲時の複座機の動きまで再現されています。

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ついでに砲尾の閉鎖機も可動します。

プラキットの可動部は塗装段階で軸が壊れることが多いため、特に問題が発生しそうな箇所は軸を金属線に置き換えました。

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細かいパーツが多い上に構造が複雑なため、組み立てるには少々骨が折れます。