当サイトを維持している仮想化基盤のアップデートを行いました。

2002年にWebサーバを初めて公開した際には物理マシン上にシステムを構築していましたが、時勢に合わせて2007年頃よりサーバの仮想化を行い現在に至ります。

仮想化基盤は最初期からVMware社の製品を使用しており、初期は無償製品を使用していましたが規模の拡大に伴い2010年頃より有償製品に切り替えました。

今回はvSphere 6.0を6.5にアップデートを行いました。これまでにVersion 4.0から6.0まで順次アップデートを繰り返してきましたが、過去のアップデートでは常に苦労をしています。そして今回も案の定、大苦戦しています。

過去の製品と比べると、Version 6.5のアップデート機能はなかなかよく出来ていると思いますが、アップデート元の環境によっては大いにハマる要素があります。特にvCenter Server Applianceのアップデートはエラーが頻発し、失敗したら始からやり直しという状態になります。

3日程かかって8割方のアップデートは終わりましたが、高負荷用途向けの仮想化基盤サーバで使用しているデバイスのドライバが手に入らず、アップデートができない状態に陥っています。

ハードウェアの買い直しは大きな出費となりますので極力避けたいのですが、もう少し調査をした上で判断が必要になりそうです。