第44回木更津航空祭では、CH-47JAへの体験搭乗(地上滑走)に参加することができました。
CH-47JAへの体験搭乗は2004年の第36回木更津航空祭にて初めて経験しましたので、13年ぶりとなります。一昨年は台風接近に伴う荒天のため体験搭乗自体がキャンセルされ、昨年は整理券を手に入れることが出来ず参加できませんでした。
昨年の失敗を踏まえて対策を考え、今年は余裕で整理券を手に入れました。
受付時間までに指定された格納庫に集合し、駐機したCH-47JAに乗り込みます。
機内には30~40人程度が乗り込み、基地内を滑走します。途中で一度浮揚しますが、飛行というよりは地表から浮いただけという感じです。
デジカメの動画モードで搭乗時の様子を撮影してみました。(再生時の音量に注意)
後部ランプから乗り込むため、回転翼から発生する吹き降ろしの風とエンジン排気の熱が行く手を阻みます。
10分程度の滑走の後、搭乗した格納庫まで降車します。
降りる際には吹き降ろしが追い風となって転びそうになります。
自衛隊イベントにおける体験系の催しでは、非日常の現実を体験することができます。
ヘリの体験搭乗はさほどでもありませんが、富士総合火力演習における実弾発砲時の音と衝撃波は日常では体験することができないものですが、しかしこれが現実であるということを実感させてくれます。
この体験が日常化する様な状況には居合わせたくはありませんが、どの様なものかを体験しておくことで心構えはできるかと思います。