ユニバーサルユニット 第三弾 ジム・カスタムをベースにジム・クゥエルを作ます。

これはOVAシリーズ「0083 STARDUST MEMORY」に登場したジム・カスタムの後継機にあたります。設定上は「Zガンダム」の敵陣営であるティターンズに所属する機体となるため、劇場版「Zガンダム A New Translation」では背景画として1カットのみ登場しました。

改造するポイントは、胸部コックピット周辺の形状、肩装甲の形状、頭部バイザー部分の形状となります。

ジム・クゥエルは、ジム・カスタムとガンダムMk.IIの中間的な位置づけとしてデザインされています。このため、改造ポイントのパーツはガンダムMk.IIのパーツを流用するのが早いと思われます。

そこで、今回は「ユニバーサルユニット」シリーズの前に販売されていた「アサルトキングダム」シリーズのガンダムMk.IIのパーツを使います。

そのまま分解して使うのは芸がないため、型想いでパーツの複製を作ることにしました。

型想いで鋳造型を作成した後、タミヤの速乾性エポキシパテを充填する素材として使用します。

エポキシパテは2剤混合式であるため、型に押し込んで形状を作るのには適しています。今回は複製パーツの一部分のみを使うことから、完全に硬化する前に型から取り出して不要部位の切除を行いました。

追加するパーツが出来た後、元の部品から不要な部位を切除して作成したパーツを取り付けます。接着は瞬間接着剤と瞬間カラーパテを使用しました。

機体色はティターンズカラーと呼ばれる色彩パターンになりますが、塗装については次の投稿で説明します。