新年早々多忙を極めていますが、隙間の時間を使い新しいキットに手を出しました。

S-Modelの1/72スケール M113A1 装甲兵員輸送車です。

M113はアメリカで開発されてシリーズ化された装軌式装甲兵員輸送車で、多くの公式バリエーションと数カ国への供与された結果発生した亜種が多数存在します。

1/72スケールではESCITrumpeterがバリエーションも含めて製品化したものが有名ですが、S-Modelは新参の製品となります。

このキットは数年前に購入して塩漬けにしていたのですが、資料が手に入ったこともあり手を付けることにしました。

S-Modelの製品は手軽な構造の割に再現度が高く、プラ材では再現が困難な箇所のためのエッチングパーツが付属しています。

そして、このシリーズの最大の特徴は2両分のパーツが含まれている点です。

まずは全体の形状とキットの構造を理解するため、主要パーツを切り出して仮組みしてみました。

足回りを除いて数点のパーツでここまでの再現度になりますので、この先の手の入れ処に悩みます。足回りは一体成型ですが転輪の一部は別パーツ化されているため、十分な精度があります。

単にM113を2両作るだけでは面白くないため、派生型に改造することを考えています。