S-ModelのM113A1を元に、派生型となるCM25を作成することにしました。
CM25は台湾(中華民国)陸軍が装備する装軌式兵員輸送車の一種で、戦車駆逐型として改装された派生車両となります。
外見的には前面と側面に増加装甲が取り付けられており、TOW対戦車ミサイル(BGM-71 TOW)が搭載されています。また、背面には燃料タンクの増槽が取り付けられています。
類似する改造はアメリカでも行われており、M150として正式化されています。
CM25はM150の派生ではなくM113とCM21(AIFV派生車両)の流れを汲む様であるが、日本語で開設された資料が皆無であるため詳しいことは分からない状況です。
まずは特徴的な増加装甲の作成から着手しました。元はESCI製のM163対空自走砲のキットから拝借した部品を軸に改造し、CM25の装甲形状に合わせています。
背面の増槽をどの様に再現するかは悩みどころで、増槽がないバージョンで再現することも検討しています。