年明けから早くも1ヶ月が過ぎてしまいました。

仕事始め早々にインフルエンザに感染して40度近い熱が出てしまい、3営業日程休んでしまいました。その結果として溜まった仕事の処理に忙殺されて、気が付いたら1月が終わっていました。

1月は2回も雪が降り、特に最初の雪では交通機関にも影響があり難儀しました。日本全体でも各所で大雪が降っており、昨年夏ごろから言われていた通りに今年は寒さがキツイ冬になりました。

滋賀県米原付近(新幹線の車窓)

冬の寒さは2月の前半が本番であるため、引き続き警戒は必要になると思います。

 

約1年ぶりに本サイトの方を更新しました。

といっても新作という訳ではなく、昨年の段階で完成していながらサイトに工程を掲載していなかった2作品についての締め処理を行った内容となります。

 

今年からは新方針の一つとして、作例に台湾(中華民国)軍の現用装備を追加して行こうと考えています。

個人的な経験として接触したことがある軍隊組織は我が国の自衛隊と在日米軍、そして台湾旅行で見かけた中華民国軍となります。

台北市内で見たHMMWV

松山空港で見たC-130

中華民国は先の大戦以前よりアメリカとのつながりが強く、大戦後の内戦に敗れて台湾に逃げ込んでからはアメリカ軍からの武器輸入と国産で装備を賄ってきました。しかし、国際情勢の影響により最新の装備を輸入することは難しく、大戦中~直後に開発された装備をアップデートしながら使用しているという状況になっています。

アメリカ軍由来の装備でも自衛隊が配備していない機材が多数ありますので、模型の分野としては自衛隊とは重複しません。また、香港メーカーのキットなどで中華民国軍に関連するデカールが同梱されている事例が多いことから、部材集めの面でもさほど難易度は高くありません。

S-MODEL M113のデカール

まずは、M113の派生車両から手を付けますが、HMMWV、M109、AAV7等のアメリカ製機材の他に、CM25、CM11といった台湾オリジナルの車両も作って行きたいと思います。

しかし、隣国であるにも関わらず中華民国軍に関する日本語の情報が非常に少なく、機材の特徴は写真から解釈する必要があることは課題点になりそうです。訪台する度に現地の軍事系雑誌を買い集めて来ていますが、多少写真が出ている程度となることから機材の由来に関する資料は非常に限られています。

まずは今年一年間をかけて手を付けて行き、次回の訪台時には現地の書店で資料探しをしてみるのも良いかと考えています。