1/72スケールの98式多足戦闘指揮レイバー組み立ての続き。クリアパーツの形成と塗装を行いました。
機体の各所に設けられた光学センサーは塗装のみでは再現が困難であるため、クリアパーツを作成して再現することにしました。
クリアパーツを形成する箇所には、下地としてシルバーを塗布します。このシルバーが光を反射することにより、クリアパーツの透明度を上げることができます。
シルバーは粒度が小さく光の反射が大きいタミヤペイントマーカーのシルバーを使用しました。
クリアパーツはガイアノーツのUVジェルクリアを使用して再現します。クリアパーツを形成する凹部に透明の液状樹脂を流し込み、紫外線ライトを当てて硬化させます。
凹部が浅いウィンカー部分は、事前に型想いで型取りした鋳型にUVジェルクリアを流し込んで硬化させます。こちらは硬化後に裏面にシルバーを塗布し、表面にはタミヤのアクリルカラーのクリアレッドとクリアオレンジを塗布します。
機体上部と下部のセンサーはハセガワの偏光フィニッシュを使用して、センサー独特の反射光を再現しました。
特殊な仕上げ処理は以上となり、あとは多少のウェザリングを施して完成にします。