フジミの1/72ミリタリーシリーズの軽装甲機動車(中隊長車/機関銃搭載車)の組み立てを始めます。

国産キットでは珍しく、背景まで書き込まれたパッケージとなっています。

複雑な形状の車体はほぼ一体成型で作られているため、箱組構造と比べると作る側の難易度を大きく下げることが出来ていると思います。

軽装甲機動車は2001年から調達が始まり、イラク派遣(2003~2009年)を経て改修が行われて現在のモデルに落ち着きました。このキットで再現されている車体はイラク派遣仕様を取り入れる前のモデルに近いデザインとなっており、後発の製品ではイラク派遣仕様を取り入れた仕様になるようです。

シンプルな構造で車体を再現する方式となっており、アオシマの製品とは設計思想が違うことがわかります。

窓ガラスはクリアパーツとなっており、窓枠諸共パーツ化されています。これも組み立て易さを考えると妥当な設計であろうと思います。

パーツ点数が少ないため、仮組は簡単にできました。

全体のバランスは良好ですので、あとは実車の写真を参考に多少の作り込みを進めてみようと思います。