航空自衛隊の戦術輸送機 C-130Hを再現するためのデカールを入手しました。
入手できたのはXtraDecalの製品で、以下の5機分のデカールが含まれています。
・航空自衛隊 名古屋小牧空港 401飛行隊 C-130H 45-1074号機(2020/1)
・アメリカ空軍 コロラド空軍基地 302空輸隊 C-130H 94-7318号機(2017)
・パキスタン空軍 チャッカラ空軍基地 6戦隊 C-130E 4144号機(2013/1)
・サウジアラビア空軍 ジッダ空軍基地 4戦隊 C-130H 473号機(2016)
・スェーデン空軍 ソーテネス空軍基地 71航空輸送師団 C-130H 844号機(2020)
1/72スケールでも大型のキットとなりますので、デカールのサイズも大判になります。
カラーイラストからも分かりますが、最近のグレースキームの塗装に合わせたデカールとなっていました。
このデカールを使用するには、1/72スケールのC-130Hのキットが必要となります。最もメジャーなキットはイタレリの製品となります。ネット上ではアカデミーの製品も出てきますが、こちらはイタレリの製品のOEMとなります。
このキット自体はかなり古いもので、航空自衛隊仕様としてはやや形状が異る部位があります。
これに対応できるアップグレードキットが存在しており、香港のWolfpack Designが改造キットを提供しています。
改造キットには燃料タンクやエンジンカウル、アンテナなどの部品が含まれています。
こちらにもデカールが含まれていますが、スカイブルーの塗装に対応したものとなります。
最近のグレースキームを再現するにはデカールの色が異なります。
グレースキームを再現するための、絶好の参考資料となるキットが先日発売されました。
ハセガワの1/200スケールのC-130H ハーキュリーズ ‘J.A.S.D.F.グレースキーム’です。
こちらのキットに含まれるインストから、塗装の配分やデカールの位置を確認することができます。偶然ですが、こちらのキットの参考として提示されていた機体は、XtraDecalのインストに記載されている機体と同一のものでした。