自衛隊モデルコレクションの89式装甲戦闘車を作り直す作業を更新。

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このモデルでは車体・砲塔に施された滑り止めパターンを再現するため凹モールドが彫り込まれており、これが実車との大きな差異を生んでいます。

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模型としての印象を再優先にした結果であるとは思いますが、スケールモデルと考えた場合には大きな問題となりますので、パテで凹モールドを埋めてみました。

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埋めた後、サーフェイサーを吹いて表面の処理状況を確認します。

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埋めてみて分かることは、滑り止めパターンがないと平面が強調されてしまい、メリハリが欠けた印象を受けるようになりました。

このモデルの設計者も同じ課題にあたり、凹モールドを入れることで対処したのかもしれません。

これまで滑り止めパターンの再現は避けてきましたが、打開策として今回はチャレンジすることにしました。

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使用する素材は400番の紙ヤスリです。

下処理をした紙ヤスリを切り出し、瞬間接着剤で貼り付けてみました。

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厚さの面では問題はなさそうです。

しかし、素材色の違いによって細かく確認ができませんので、もう少し組み立てた後に再びサーフェイサーを吹いて様子を見る必要があります。

 

89式装甲戦闘車の再組み立ては随分時間をかけていますが、複雑なコンポーネントで構成されているため、なかなか作業が進みません。

個々のコンポーネントの手直しを進めつつ、更に作業を続けます。