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自衛隊モデルコレクション第29号が発売になりました。
1/100 T-1B(第五術科学校所属機)が付属します。
個人的にはあまり意識したことがない機体ですが、淡路島のミツ精機にて野外展示されていた実機を見たことがあります。 |
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T-1Bは初の純国産ジェット練習機で、1958年より配備され2006年に全機退役しました。 |
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白色に橙のラインを引いた視認性の良い塗装が丁寧に再現されています。
購入時に幾つか見比べてみましたが、中には塗装品質が極端に低いものがありましたので、購入の際には注意が必要です。 |
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デカールの品質も良好で、機体番号・国籍章・若干のコーションマークが再現されています。 |
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垂直尾翼には部隊のマーキングが施されています。第五術科学校は愛知県にありますので、マーキングは鯱をアレンジしたものとなります。
愛知近郊に配備される自衛隊では鯱はよく採用されるモチーフですが、自衛隊モデルコレクションでは鯱デカールの模型がやたら多い気がします。
(開発部隊が愛知近郊にいるんでしょうか?) |
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現役世代のジェット訓練機T-4と並べてみました。機体サイズはほぼ同じですが、デザインには時代の差を感じます。 |
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純国産のジェット訓練機としてはT-4はT-1の直系の子孫に当たります。
T-4の正式化は1988年になりますので、30年の時間差があることとなります。 |