アオシマ文化教材 1/72 ミリタリーシリーズの次々作「機動戦闘車(プロトタイプ)」に関する情報は少しずつ公開されています。

 

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青島文化教材社の商品開発情報ブログでは新たな写真を公開しています。

 

機動戦闘車、73セミトレ、ロボダッチ、Ninja250、イプ

 

足回りがかなり柔軟に動く様に見受けられますが、どの様な構造になっているのかについてはまだ情報が出てきていません。

 

記事の方には明確に書かれていますが、このキットは試作車の立体化となります。

機動戦闘車はまだ正式化されておらず、昨年試作車両が公開されただけの装備ですので、現時点で立体化できるのは自ずと試作車のみとなります。

しかし、中期防において調達数まで明記されている装備であるため、試作車と量産車の外見はさほど変わらない可能性もあります。

 

試作車の模型化といえば、数年前に10式戦車の試作車をフジミ模型が立体化した事例がありました。

フジミの製品は10式戦車初の立体化でしたが、試作の中でもやや特殊仕様の3号車を立体化したため、その後のファミリー化展開で苦戦していました。

10式戦車の量産車をキット化した際には試作車のパーツは半分も再利用できず、量産車のパッケージには大量に不要な部品が含まれる結果となってしまいました。

 

かくも試作車の立体化とはリスキーな行為であるわけですが、このタイミングで踏み込んできたアオシマは勇気があるなと思います。

 

何はともあれ、機動戦闘車の製品化の前にPAC3と73式セミトレーラーが控えています。

まずはこれらがリリースされるのを待つのが先ですね。。