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自衛隊モデルコレクション第40号が発売になりました。
1/72 多連装ロケットシステム 自走発射機 M270が付属します。
このスケールのインジェクションキットはありませんが、ダイキャスト製完成品やレジンキャストのガレージキットでは立体化されています。 |
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多連装ロケットシステム 自走発射機 M270は、通常「MLRS」と略称されており、陸上自衛隊では特科部隊に配備されています。
元はアメリカ軍で開発・配備された車両ですが、陸上自衛隊に配備されている車両は、車体はライセンス国産、弾薬は輸入となっています。 |
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自衛隊仕様のMLRSは、これが初の立体化となります。
構造的に平面が多い車体ですが、細部のメリハリが効いていて良好な作りとなっています。 |
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発射機は360度回転させることができますが、上下の昇降機能は省略されていました。
しかし、パーツの構成を見る限りは、少し手を入れるだけで可動化させることができるように見受けられます。 |
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キャビンはかなり細かく再現されています。
自衛隊仕様固有の装備はキャビンに集中していますが、ほぼ全て再現されていると思います。また、前照灯のガードがエッチングパーツで再現されており、これはこのシリーズでは新しい試みだと思います。 |
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数年前にAmercomのダイキャスト製完成品をベースに陸上自衛隊仕様に改造した完成品と並べてみます。
元の完成品を比較しても細部の作りは自衛隊モデルコレクションの方に軍配が上がると思います。 |
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MLRSの縮小版としてHIMARS(高起動ロケット砲システム)という車両をアメリカ軍は配備しています。
HIMARSjはAmercomの1/72スケール完成品がありますので、こちらと比べてみました。HIMARSは弾薬数を減らすことで小型軽量化されていることが分かります。 |