73式大型トラックの派生型「81式短距離地対空誘導弾C型 発射装置搭載車」を作成する作業の続き。

 

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MU-2Sを作っていたため間が空きましたが、残作業の発射装置周辺の作りこみを行います。

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課題は二点。

一つは、発射装置両側面に位置する可動式の弾薬ケース台をどのように作るか。

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二つ目は発射装置のアウトリガーをどのように再現するかです。

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キットでは輸送状態か射撃状態かのどちらかを排他で選ぶ方式となっていますが、弾薬ケース台は可動式、アウトリガーは着脱選択式とすることで、どちらの状態も再現できるように作りこみを行いました。

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プラスチックパーツの強度には不安がありましたが、元となるキットパーツの精度が高かったことと、軸を金属材に置き換えることで稼動を再現することができました。

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組み立ては完了したため、次は塗装に移ります。

可動部はプラスチックの強度が落ちていることから溶剤侵食に気をつける必要があり、軸は塗料の皮膜がのると精度が狂うため、塗装段階ではこれらに気をつける必要があります。